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生分解性プラスチック原料の効率的生産技術の新知見

九州大学との共同研究により、生分解性プラスチック原料であるL型乳酸に関して高効率の生産技術に関する知見を論文発表しました。

弊社の好熱菌群によって、従来の常温の微生物を用いた方法よりも、高純度のL型乳酸が生ゴミから生産可能であることはすでに報告していますが、その中でも特定の好熱菌群を組み合わせることによって、より生産性が上がることが判明しました。

常温の微生物を培養するためには、厳密な発酵制御が必要となり、コストがかかりますが、好熱菌の場合、熱源として工場排熱や温泉熱、地熱などを活用することによって、より安定的に生産可能となることが期待されます。目の前に迫っている持続可能な社会の構築のために、できる限りに当該技術を普及させることが必要です。

本研究成果は、「Biotechnology Journal 」に2021年9月1日付で掲載されました。

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  論文タイトル:Meta-fermentation system with amixed culture for the production of optically pure L-lactic acid can be reconstructed using the minimum isolateswith a simplified pH control strategy.

  学術雑誌名:Biotechnology Journal

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