事業概要

  • 健康食材の流通支援
  • 環境健康機能性評価
  • 新規環境健康産業

事業概要

事業概要

当社の発起人は、極限環境下で生息する微生物の発酵力を用いて新しい肥料や飼料などを、千葉大学をはじめとした研究機関とともに産学共同で研究開発を進めて参りました。それらをしっかりと用いた農畜水産業者様の食材は、栄養機能成分のバランスが整っていることが明らかになりつつあります。
これらの食材を当社は、消費者の方々に幅広く普及していくことを第一の目標としています。そのために、それらの農畜水産品の機能性を評価し、消費者の理解を深めていくことも重要な使命だと考えています。

第二の目標としては、微生物の力を最大限に引き出した新しい健康産業の育成です。
これまでの微生物を活用した技術は、常温で活動する乳酸菌や酵母などが重要視されてきました。
これらの微生物は、人や動物、自然にとって重要な微生物なのですが、当社の発起人、
並びに共同研究機関による研究開発の結果、明らかに常温以外の微生物群が、常温の微生物の機能を調節する役割が明らかになりました。
このような特性を活かし、常温の有効微生物の機能を最大限に引き出すための極限環境微生物、特に好熱性微生物を有効利用する技術開発を進め、新しい健康産業の創出を目指しています。

化学的論拠に基づく健康食材・食品の流通とその支援

健康食材の流通支援

健康食材の流通支援の第一弾として、健康的な豚肉の流通を進めています。私たちは、豚肉の品質を変えるために、母豚の健康管理から考えた飼育方法を 生産者に採用して頂いております。その上で、さらに生産者の技術を加わえて頂き、品種と地域による特性ではなく、豚が健康的であるということを特性とした豚肉の販売支援を始めました。豚がいわゆる肥満やメタボリックになりにくい飼育方法をとっているということから、新しい名前をつけてブランド化を推進しています。一方、このような取り組みは、既存のブランドの価値をさらに高めるためにもご使用頂けます。すなわち、ノンメタポークの生産方式を採用した○○豚、○○ポークということも可能となります。これは、ブランド・オン・ブランドという新しい考え方です。今後、少しずつこれらの取り組みの理解を図っていく予定でおります。

第一弾 ノンメタポークの販売

ノンメタポークは、2013年の6月より販売を開始し、高島屋新宿店で開催された「大学は美味しいフェア」において、大好評を得ました。TBSなどの取材もあり、その後、県内のレストランや大手レストランでの採用などが進められています。同月よりオンライン販売も開始しました。

ノンメタポークは、赤身中の脂肪が少なく、通常よりもビタミンB1が豊富で健康的な豚肉となっています。1日に必要なビタミンB1がたった100グラムでとることができます。また、豚肉本来の味を引き出すために、豚肉の臭みが極めて少なく、豚肉本来の味を堪能でき、減塩・低カロリーのヘルシーメニューに活用できます。ノンメタポークの詳しい特長については、以下をご覧ください。専用URLは、コチラをご覧ください。

ノンメタポークの詳細はこちらへ

環境健康機能性評価

農畜水産品の品質を栄養学的な側面、並びに環境学的な側面から分析評価し、環境にも健康にも優しい食材をご紹介したいと考えています。
これらの食材の分析法としては、必ずしも公定法に拘らず一次産業の生産者、あるいは流通業者のコスト負担がかからないような工夫をしています。

また、目的に併せた効率的な分析方法をご提案し、お客様のニーズに応えたいと考えています。

新規環境健康産業

顧客ニーズに最適化された食材をデザイン・安定供給

ヒトは60兆個の細胞から成ることが知られています。そして、体の中では、およそ100兆個の細菌が主に腸内で生きています。したがって、ヒト本来の細胞の数を上回る微生物と共生して成り立っているのです。このような共生機構を制御するために、これまでに乳酸菌や酵母などを用いたプロバイオティク ス、発酵食品が活用されてきました。一方、近年の研究によって、従来のプロバイオテイクスに加えて、極限環境微生物の一つである好熱性微生物が、自然環境や動植物の生理反応をコントロールしうることが明らかになりつつあります。

私たちは、このような高機能性をもつ微生物群の菌株管理とともに、それらをを活用した技術開発を産学連携によって推進し、今後、食産業者や環境事業業者などの、以下のような新規事業構築のための御提案をしてまいります。

独自のブランド化支援の事例

  • 低硝酸化農産品の構築とブランド支援
  • 減農薬化作物の生産技術の構築支援
  • 新規機能性食品の計画設計と開発支援

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