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家畜感染症学会への掲載のお知らせ

  この度、当社の好熱菌を活用した畜産技術に関する内容が家畜感染症学会の総説の中で掲載されました。


学術雑誌名: 家畜感染症学会 11巻 1号 p.1-13 (2022年)
総説タイトル:「腸内の粘膜-微生物共生システムの基礎的理解と環境保全型畜産への応用展開」
筆者: 宮本浩邦 大野博司
(概要) 最新の腸内の粘膜システムの概念について記述した上で、熱安定性プロバイオティクスの事例の一つとして紹介しています。

好熱菌研究の報告形式のお知らせ (弊社主導型の研究について): 持続可能な社会の構築は喫緊の課題であり、実際には様々な分野からのアプローチが必要です。既存の技術だけでは対応ができないため、最新の成果について学術的なデータをできるかぎり早くに社会に還元する必要性が出てきています。

一方で、学術雑誌に掲載し、広く技術的な知の共有を図るにしても、入念な査読期間を要するため、重要な研究成果が社会還元できるスピード感とはなかなか合わない場合があります。そのため、近年、学術雑誌への投稿前に、Preprintという形式で論文を公開するシステムが普及しています。

そこで、弊社では、最新の研究成果を学術雑誌に投稿する前にできる限りPreprintでの公開を進め、社会貢献につなげることを研究部門として決定しました。

その第一弾として、長年の研究成果の一部をコーネル大学のpreprintサーバに投稿することになりましたので、以下、ご報告します。必要な場合、雑誌掲載を含めて調整していく予定ですので、どうぞよろしくお願いします。

1. 魚、鶏、豚、牛に与える影響評価に関する論文

本研究成果は、preprintサーバ「arxiv 」に2022年1月26日付に掲載されました。

関連URLはこちらへ。

2. モデル植物である人参に与える影響評価に関する論文

本研究成果は、preprintサーバ「arxiv 」に2022年2月7日付で掲載されました。

関連URLはこちらへ。

3. 海草の繁茂に与える影響評価に関する論文

本研究成果は、preprintサーバ「arxiv 」に2022年2月13日付で掲載されました。

関連URLはこちらへ。

これらの研究は、いずれも計算生物学的手法を活用して、好熱性微生物が、動植物、並びに環境に与える影響を評価したものです。共分散構造方程式、並びに機械学習を駆使したデータサイエンスによる最新の解析技術によって、好熱菌が、動物種を超えて、何をしているのか、推察しています。いずれも矛盾のない計算結果が得られているため、安定期な効能が現場で得られやすいことが、計算上、示されていることになります。まだ報告していない内容もたくさんあるため、さらにこれらの研究成果を積極的に発表し、社会貢献に役立てて参ります。

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